運を上げる

皆さんは、

「運が良かった」「運が悪かった」などと思うときはありませんか?そのように、目では見ることのできない「運」を、理屈ではなく感覚で感じとられているのではないでしょうか。

ただ、運の影響とは、信じていても信じていなくても確実に皆さんに影響しているという事だけは言えるのです。

 

擇日の吉凶カレンダーをご覧になられた方から、「その日の用事が凶事の黒文字になっていて、どうしたらよいですか?」というご質問を受ける事があります。

基本は、用事を擇日に合わせるという使い方が「趨吉避凶」なのですが、現実的にそうせざる負えない現状の時の方が多いかと思います。

そこで、

人間が天体や地球からの影響を避けるということは、不可能な事だという前提で

わたしたちができる最小限の対処をお話させていただきます。

ただ、

全員が影響を受けますが、全員が凶に遭うわけでなく

そこに、「運が良い」「運が悪い」の差が出てくるという事は否めません。

ですので、普段から良い運を採れる習慣を身に着けておくことが大切だと感じています。

 

では、どんな人が凶に遭いやすいのでしょうか。

先ずは、運の低迷している人。

運が低迷している人は、その運を活かした使い方があるにも関わらず、あえて逆を行ってしまうという傾向があり、外界からの色々な影響により身心のエネルギーが枯渇しがちです。そうすると、大事な判断の誤り、何でもないところでの躓きなど、そのような事が重なり凶作用に遭いやすいと言えます。

次に日の干支と対冲している人。

日の干支とご自身の命式の干支が対冲している人は、その日に巡っている干支とご自身の持っている干支が喧嘩をしているような状態の人です。そういった人も凶作用に遭いやすいと言えます。

 

繰り返しになりますが、

だからと言ってその方々が全員、凶作用に遭うとは限りませんよね。

やはり擇日でいう凶作用に遭うということは、その中でも「運が悪かった人・・・」と言わざるを得ません。

そこで

わたしたちができる最小限の対処ですが、

低迷している運気の人も、対冲している人も、そうでない人も、普段から運の底上げをしておくという事です。

要するに「運が悪かった・・・」の状況にあれど、その中でも最小の凶になり「運が良かった」と言えるような状態の自分になるという事です。

 

当たり前の事ですが、身心の健康は凶作用に傾く行動や思考を防いでくれます。食事や、睡眠の質、適度な運動など意識して行う事が大切になります。特に睡眠はエネルギー充電に大切な時間ですので、質の良い睡眠ができる環境を整えると良いでしょう。

 

さらにできれば、積極的に自分のエネルギーを充電しに行くことや、ご自身のエネルギーを整えることを心がけると良いですね。

季節柄、新しい生活や環境に身を置く方も多いかと思いますが、そういった方は「気を遣う」ことも多いと思います。

気=エネルギーですので、知らず知らずにエネルギーは減っていきます。 いつもより意識して‘エネルギーの充電‘を!

 

エネルギーの充電は、運の底上げです。