春分

「二至、二分、四立、八節」という言葉をご存じでしょうか。

それは、かつて農耕民族として暮らしを立て、太陽の動き(厳密には地球の動きですが)を見て農耕のタイミングを計っていた人々にとって、大切な暦(太陽の動きを二十四分割した)二十四節気の大きな切り替わりの事を言います。

 

夏至、冬至は二つで二至

春分と秋分も二つで二分

季節の始まりである

立春、立夏、立秋、立冬が四立

という事で、その大事な節目の総称を

八節と言います。

 

夏至、冬至は

陽の気が頂点に至る

陰の気が頂点に至る

ので「至」という字が使われます。

 

春分、秋分は太陽がほぼ真東から昇り真西に沈み

 

断するように通過するので「分」という字で表されています。