伝統風水では九星気学の八方位で方位を鑑定することはありません。
(奇問遁甲で九星を使うことはあります)
(八卦を使う方位術で八方位に分類する事はあります)
が、九星のみで方位の吉凶を計る事はありません。
伝統風水、本来の風水では
各方位を15度に区分けした二十四山という方位で方位を視ていきます。
そして、日本の家相とは違いますので
鬼門という概念は存在しません。
(家相の鬼門も、昔の日本家屋には意味があったと考えますが
現在の住宅では意味がありません)
日本にはまだまだ、風水の間違った解釈や誤った俗習が
多く残っていますね。
一粒万倍日、寅の日、祐気取り、
六曜の大安、仏滅など・・・意味がありませんし、
天赦日=全てにおいて吉日は間違いです。
わたし自身、伝統風水を学ぶ前は、色々な術の勉強を
してきましたし、活用もしてきましたが
伝統風水を学べば学ぶほど、それらが間違ったものであると認識
せざる負えませんでした。
皆さんが理解しやすい、簡単にできる、見て分かりやすい術。
キャッチ―なフレーズの手っ取り早い吉アイテム。
そのようなものは確かに流行りやすいです。
しかし、本当にそれが正しい術なのかはイコールではありません。
一般の方ならまだしも、、、
風水を生業にしている方の中で、
「天赦日=吉日。一粒万倍、寅の日。。。」などと
宣伝している方を目にすると
そのエビデンスを勉強して言っていますか?
本当の意味を知っていますか?
と言いたくなります。
中国の古典の中に
「風水を間違えると、その一家を滅ぼす」という記述があるように、
風水鑑定を承ることは、ご相談者様、ご家族様の人生に関わっていく、
という事になります。
ですので
誤った風水を施すことは、あってはならない事と考えます。
正しい知識と学びは大切なのです。
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