妬合(とごう)

四柱推命では、年、月、日、時間という四つの柱(四柱)からその人の

元々もっている性質を読み解きます。

そして、その人の運勢を視るときは

その人に流れて来る運を割り出し、その人にどのような影響があるのかを読みます。

 

時に、四柱に合している(仲良し、腐れ縁、くっついて離れない、違う働きになる)

支同士がある人がいます。

そういった支を持っている人が、流れて来る運で

更に合する(くっつく)支が巡ってくると、注意が必要なのです。

(四柱の中で妬合が成り立っている人もいます。それはまた読み方が違います)

 

運で巡ってくる妬合では人間関係が盛んになったり、

自分の思いもよらぬところで、重複の吉凶作用が起こるからです。

簡単に言うと、「あっちも、こっちも、、、あ~大変」

になるという事です。

 

重複の吉凶というのは、

例えば人間関係においては、自分の意思とは関係なく

良い人も悪い人も寄ってくるということです。

 

ですので、

そのような妬合の時期は、特に取捨選択に重きをおいて

甘い話には乗らない、や

自分にとって不都合な人が寄ってきた時には

シャットアウトするくらいの心持でいる方が無難でしょう。

 

妬合の時には

人生という限りある時間の中で、

自分の時間を奪われることが、どんなに理不尽なことか

体感するような事が起こるかもしれません。

 

それが、愛する人であれば一生懸命に時間を使ってあげてください。

それが、自分の時間をだた奪いにくる悪意のあるものであるとするならば

それは取捨選択の捨にあたるものです。