蔦の絡まる家

今回は、「藤蔓屋(ふじつるや)」についてです。

♪蔦の~からま~るチャペ~ルで。。。♪の歌のように

蔦が這っている家が素敵だなと思っている日もありました。

 

そう。「藤蔓屋」という言葉を知るまでは。。。

 

「藤蔓屋」とは、字のごとく蔦が家屋を覆うように這っている家のことです。

一見、洒落た雰囲気ですが、度が過ぎると鬱蒼とした雰囲気になってしまいますね。

 

蔦の水分と蔦が日陰を作ることによって家全体を冷やします。

このような家の事象として、住まう人の冷え、循環器系の病、冷え性、むくみ

イライラなどが出やすいとされます。

 

 

そして何より問題なのが、蔦は生命力が強く、窓などのちょっとした隙間から宅内へ侵入しようとする

勢いがあることです。さもすると、外壁も壊しかねないほどです。

蔦の中は虫たちの恰好の住処になりますしね、、、

 

そういえば、蔦が家の原型を留めないほどに覆っていることで(看板猫ちゃんがいる)有名な個性的なカフェが

都内にあり、行ったことがあります。

そこは真夏だというのに店内に入るとひんやりとしていて、窓にも蔦が覆っているので、店内はうっすらと暗く、

落ち着いて過ごすにはうってつけの場所でした。

しかし、これが住居だとするとやはり問題なのです。