突き当たりの家

今回は、「死巷屋(しこうや)」についてです。

新興住宅地などで

道路一本を中心に両脇と、その突き当たりに家を作るというコの字の構図になった街並みをよく目にします。

並びの一番奥の家は、自分の家の前を他人が行き来することも少ないですし

プライベートを保つには良いと考えがちですが、

その考えが、後に大きなリスクとなることがありますので、ご注意を!!

 

そういった場所に建てられている家を風水では「死巷屋(しこうや)」と言います。

‘死‘という字が使われているので、なんだか怖い印象をうけますが

‘巷‘(=小道、路地)という字に‘死‘をつけることで

行き止まり、後がない閉塞的な、という意味になっています。

 

その字の通りにイラストにあるような(赤い)場所は突き当たりになっていて、

風(空気)の吹き溜まりになります。

 

水と風(空気)の流れを重視する風水では、こういった風(空気)が吹き溜まり

澱む場所を良しとしません。

また、突き当たり真ん中の家は、路冲煞にもなるので凶です。

 

事象としては、悩みが多くなり、精神的な病気、体調不良、破財などがあります。

また、そういった事の積み重ねによって離婚や子供の不登校なども懸念されます。

 

家と住まう人は運命共同体です。 たかが風水と侮ることなかれ、

家の運気がそのまま住まう人に影響しますので

風水を視野に入れて選ばれることをお勧めいたします。