今回は、「孤峰独聳(こほうどくしょう)」についてです。
タワーマンションのような高層ビルが周囲の建物より突出して立っているような光景を
風水では「孤峰独聳」と言います。
孤立して聳え立っているという意味合いです。
周囲を一望できる高層の部屋は景観も良く素敵に思えますが、そこに住み、暮らすとなると話は違います。
風水では、龍(山)で生じ流れて来る気を溜める、開けた場所が建物の向(前)にあり
、青龍側(左)と白虎側(右)にそれぞれ流れてきた気が散らないように溜めておくための守りがあり、
坐(背)にも守りがある「四神相応」といった形が、
建物を作る際の環境として最も理想的な形と言われています。
ところが、孤峰独聳では、その守りが全て無く、風に吹きさらされた不安定な状況です。
その上、タワーマンションのような高層ビルでは、その構造上
常に揺れている為(特に上層階)
それが実際に頭痛や身心の不調となるということがあります。
事象としては、落ち着かない、精神不安定、頭痛などによる体調不良、孤独感があるとされます。
健康にとって大切な、睡眠をとる場所が常に吹きさらされ、不安定な状況であるという事は
身心共に、良い環境とは言えないでしょう。
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