今回は、線路沿いの立地についてです。
下のイラストにありますように、線路沿いに立つ建物は「火車煞」という
凶作用に当てられます。
‘火車‘とは大きな音を立てて気をさらう勢いで通りすぎる物=即ち電車のことですね。
家の正面にあたる明堂は‘気‘を溜める部分。
風水ではその箇所がある条件の基
開けていて美しいことが最高とされています。
そこに‘良い気‘が溜まることで財が貯まるというわけです。
さて、家の明堂を火車が行き来するということは、
その明堂を大きな鉄の塊が物凄いスピードで振動を立てながら
通りすぎるわけですから
溜まるはずの‘気‘をさらって、しかも明堂自体を破壊しながら
行き来しているということになります。
これは、財運に関しては致命傷とも言えるでしょう。
しかも、振動と音は、知らず知らずのうちにストレスとなり、
精神的な影響が懸念されます。
よく、慣れると電車の音も振動も気にならなくなる、と言われていますが
むしろ、その尋常でない状況に慣れてしまうということは
過度のストレスを回避するために生命維持機能が危険を察知して
身体の方を合わせてしまったということで、その事自体が異常なのです。
地を振動させて通り過ぎていく火車は、人的影響だけではなく大地への影響もあります。
風水では、「土」をとても慎重に扱います。
特に土旺用事の期間は土を動かすべからず、という忠告がなされます。
風水では
土旺用事期間に土を動かすべからずという方位の土を掘ったり動かしたりして
刺激を与えることは、ご法度とされ
病気や災難、命の危険まであるとされています。
土を動かしてはならぬという方位に線路があり、しかも
土旺用事期間にそこを大きな振動と共に鉄の塊が走る。。。それは
想像すると恐ろしいことなのです。
以上のようなことから
線路沿いは凶作用を受けやすくリスクが高い立地となります。
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